訪問介護:24時間対応、難病患者家族ら事業所開設 「夜間支援」人材不足 /滋賀
難病の筋萎縮(いしゅく)性側索硬化症(ALS)の患者を介護する看護師や遺族らが、大津市内に24時間対応の訪問介護事業所を開設し、家族から好評を得ている。難病に限らず、夜間介護は重度障害や末期がん患者らにとっても必要だが、ヘルパー不足からサービスを提供できる事業所は乏しい。県は訪問介護の実態調査を始め、ニーズの把握に乗り出した。【安部拓輝】
設立された事業所は大津市石場の「もも」(077・535・0055)。患者宅の倉庫を事務所とし、看護師や社会福祉士ら10人が登録。家族らの要請に応じてヘルパーを派遣し、たんの吸引や体位を変えるなどの介助をする。
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2010年11月9日 毎日新聞より