享年31歳、女性写真家が残した1万枚 京都で遺作展
京都と滋賀の風景を愛し、31歳で生涯を終えた若き女性写真家をしのぶ遺作展が24日から、京都市内で開かれる。写真家の祖父に弟子入りし、独立後間もなく、乳がんが見つかった。全身に転移したがんの痛みに耐えながら、写真家として生きたわずか3年間で約1万枚もの作品を残した。遺作展を企画した家族は「閉ざされた扉を、もう一度開いてあげたい」と話している。
大津市の写真家、武田早代(さよ)さんは、幼い頃から活発な性格で笑顔が絶えなかったという。「おしゃれのセンスも良く、一緒に買い物に行くと、いつも最高のコーディネートをしてくれた」と妹の伊東麻矢さん(31)は振り返る。
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2011年2月22日 朝日新聞より